第3回システムアシュランス研究会・第3回DEOS標準化部会講演会報告主 催:神奈川大学総合理学研究所神奈川大学プログラミング科学研究所 日 時:2015年7月21日(火) 15:30~18:00社)ディペンダビリティ技術推進協会(標準化部会) 会 場:KUポートスクエア(横浜みなとみらい) 演題・講演者:
内 容:
第1回から引き続き、今回もDEOS標準化部会講演会と合同で開催した。標準化を進めているIEC62853が対象とするシステムは第三次産業(サービス
業)であり、産業が益々とサービス化する社会の中でのサービス業全般の標準化の動向を、日本規格協会の大芦誠主席専門職にご講演いただいた。ISOで、マ
ネジメントシステムの仕組みやプロセスの標準化が進んでいるとの説明があった。標準化は、目に見えないサービスを「見える化」してサービスの生産性を向上
し、また、品質を向上して安全安心を確保する。そのために標準化は必要だと話があった。 報告者:奥野康二武山誠研究員より、DEOSプロセスを、「OSDが達成されている」をモデルが満たすべき仕様として定式化を試みたペトリネット(離散分散システムを数学的に表現する)モデルが紹介された。 木下佳樹教授よりIEC62853の状況が報告された。2ndCD(委員会原案)の内容紹介と、2ndCDへ対する各国からの意見の集約が手元に届いた ところとの説明。次はCDV(国際規格原案)、その次はFDIS(最終国際規格案)の予定で、来年12月出版を予定しているとのこと。もし、3rdCDと なった場合には出版は数か月先へ延びるとの説明があった。 |
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