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第5回システムアシュランス研究会・第4回DEOS標準化部会講演会報告

2016/03/24 23:32 に 奥野康二 が投稿
主 催神奈川大学総合理学研究所
神奈川大学プログラミング科学研究所
社)ディペンダビリティ技術推進協会(標準化部会)
日 時:2016年3月16日(火) 16:00~18:00
会 場KUポートスクエア(横浜みなとみらい)
演題・講演者
  • 計量器のリスク対策の変化 スライド渡邊宏(産業技術総合研究所
  • アシュランス議論のための6W1Hモデル スライド木下修司(神奈川大学)
  • IEC 62853 Open systems dependability 制定活動の最新動向 スライド/木下佳樹(神奈川大学)
参加者合計:11名

内 容

変化しつづけるシステムのディペンダビリティの好例として、特定計量器について産業技術総合研究所の渡邊宏主任研究員にご講演いただいた。特定計量器は型式承認・検定を必要とするが、技術の進展に伴い、機械式から、電子化、ソフトウェア制御、ネットワーク接続、無線通信が導入されてきた。これらと共に型式承認試験等の方法が変化し続けることとなり、新たな課題・リスクを生み、それへの対策が必要となる。特定計量器へ無線通信が導入されたことによるリスク対策が紹介された。

木下修司RAより、自然言語で記述された平塚市地域防災計画をDEOSの枠組みによってアシュランス議論をするための6W1Hモデルが紹介された。地域防災計画をシステムとして捉える手法を模索する中で考案したこのモデルにより、アシュランスケースを記述中。地域防災計画というこれまでのアシュランスケースの対象とは異色であることから、今後の研究の成り行きが注目される。

木下佳樹教授よりIEC62853の状況と、それを取り巻く状況が報告された。IEC628533rdCD(委員会原案)の内容が紹介された。次は6月にCDV(国際規格原案)配布、その次は来年1月にFDIS(最終国際規格案)配布の予定で、来年10月出版を予定しているとのこと。また、ISO/IEC 15026-4 Assurance in the life cycleOSDの考えが埋め込まれているとの紹介があった。全体に聴講者から活発な意見・質問がなされた。

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